FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

仮想通貨のポートフォリオ6月

前回5月のポートフォリオから1ヶ月経ちましたので、6月の仮想通貨ポートフォリオです。 

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仮想通貨が全面的に下落した1ヶ月でした。円建てで25%のマイナス、BTC建てで6%の下落となりました。2ヶ月前と比較しても9%の円建てマイナスです。

 

ポートフォリオとしては、BTCの比率が上昇しています。主要コインについては、仮想通貨が上昇すると軒並み上昇、下降すると軒並み下降というのがこのところのトレンドで、しかもBitcoinは変動が緩やかで、アルトコインはボラティリティが高いという構造です。今回のような下落相場の場合、自然とBTCの比率が上昇します。

 

ほぼ全面安で、特にXEMは40%下落となりました。唯一、Binanceが発行するコイン BNBだけが21%の上昇となっています。ただしBNBはポートフォリオの中で1%しかないので上昇の恩恵はほぼ受けませんでした。

 

Poloniexのレンディング口座を使い、Bitseederで自動化したBitcoinのレンディングの収益は0.0101305BTC ≒ 7,435円でした。 

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クラウドマイニングによる収益は、Bitcoinが0.00703541BTC ≒ 5,163円、Ethreumが0.12653476ETH ≒ 7,161円でした。

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価格が冴えないBitcoinと各仮想通貨ですが、この数ヶ月で仮想通貨が新たなアセットクラスとして認識されてきたというのが大きな変化です。約1ヶ月前になりますが、トムソン・ロイターは6種類の仮想通貨についてリアルタイムでニュースと相場価格を提供する「仮想通貨リアルタイムレート」を発売しました(データ提供元bitFlyerのリリース)。またその背景として、既存金融事業者のうち20%が2018年度内に仮想通貨市場への参入を検討しているという調査結果があります。

 

伝統的な金融機関が仮想通貨に参入するということは、仮想通貨のフリーダムさが失われ規制が広がるという懸念もありますが、逆にまだまだ小さい仮想通貨市場に投資マネーが流入する可能性が高いことも意味します。

 

新たなマネーが流入すれば、仮想通貨市場全体が大きく成長します。その可能性は高いと見ていて、ポートフォリオはリバランスしつつ、保持していきたいと思っています。 

 

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BTC建ての1ヶ月間のチャート

 

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 円建ての1ヶ月間のチャート