FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

忘れていた!ETCマイレージを法人カードでも登録

現在、太陽光発電事業の運営のために法人を設立しています。そして、この法人名義でクレジットカードを作り自動車を借りたり物件の視察に出かけています。当然、物件視察の際は法人クレジットカードのETCカードで支払っています。 

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ところが、あれ? そういえばETCマイレージサービスってどうなるんだっけ? と気づきました。ETCマイレージサービスとは、高速道路の通行料に応じてポイントが貯まり(NEXCO東/中/西では10円につき1ポイント)、ポイントを通行料金に充てられるポイントサービスです。還元率は10%に上り、けっこう大きいですね。

 

さらに「平日朝夕割引」の対象はETCマイレージ登録カードのみなのです。「平日朝夕割引」は朝6時〜9時、夕方17時〜20時の間*1、料金の30%を還元するという制度です。月間10回以上の利用は50%還元になったり、割引対象外区間(下図)があったりといろいろと複雑なのですが、該当時間に高速に乗ったり降りたりすればだいたい3割引な感じです。

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太陽光発電物件の視察は、朝出発して複数物件を見、夕方帰ってくることが多いので、かなり対象になりがちなんですね。そこで改めて、ETCマイレージ登録をすることにしました。

ETCマイレージの登録対象

ETCマイレージは、自動車と、自動車に付けるETC機器とETCカードの3つをセットで登録するのが基本になります。個人用のETCカードを持っている場合は、この3セットで登録が完了しています。

 

ところがQ&Aをよく見ると、別のETCカードでもアカウントを作ることができることがわかりました。つまり、同じ自動車と同じETC機器と別のETCカードで、別アカウントとして登録できるということです。現在のアカウントで、ETCカードを追加できるわけではないのには注意が必要です。

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さらに調べると、登録した自動車やETC車載器でなくても、ETCカードさえ同一ならマイレージが付くことも分かりました。友人から借りた車でもレンタカーでもETCマイレージはつくわけです。要は、アカウントごとにマイレージが付き、アカウントごとにETCカードを紐付ける感じです。ただしアカウント作成には車両と車載器が必要ということですね。

自動還元にするかどうか?

さてETCマイレージは、貯まったポイントは翌年度末(3月末)までの期限があります。12ヶ月〜24ヶ月間というわけです。その上で、下記のようなポイント還元率になっています。

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最大還元率の10%にするには、5000ポイント、つまり2年間で5万円分の高速道路料金を支払う必要があります。法人での高速利用がここまでいくかはちょっと微妙かもしれません。

 

ETCマイレージには、ポイント自動還元の仕組みがありますが、実はこれは5000ポイント貯まったら5000円分利用というものです。5000ポイントに至らないと還元されません*2。とりあえず、自動還元設定にしておきましたが、場合によっては1000ポイントや3000ポイントでも還元したほうがいいでしょう。

 

個人と法人のカードを分けると経理上は楽になりますが、このように支払い額が分散することで、スケールメリットが受けにくくなる場合が出てきます。なかなか難しいものですね。

*1:この時間帯に、入り口または出口を通ると対象

*2:ポイントが失効しそうになるとアラートメールは来ますが