昨今の還元系キャンペーンでは、3つの潮流があるように感じています。一つは楽天/Amazonを中心としたEC系です。二つ目はPayPayや楽天PayなどQRコード決済の各種Pay系です。そして3つ目が、Apple PayとGoogle Payのスマホ決済になります。
JR東日本は1月1日から4月30日まで、Apple PayでVIEWカードを利用するとJREポイントが通常の7倍となる3.5%還元のキャンペーンをはじめました。
これまで複数あったJR東日本のポイントが2018年6月28日にJRE POINTに統合され、VIEWカードの利用で貯まっていたビューサンクスポイントもJRE POINTとなりました。JREポイントは駅ビル内で使えるほか、Suicaにチャージできるため、非常に換金性の高いポイントだといえます。
そのJREポイントに3.5%還元というのはけっこうすごいのですが、けっこう複雑なんですね、これが。
まず、Apple PayにVIEWカードを登録して、Apple Payで支払いをする必要があります。Suicaへのチャージも対象なのですが、ここにいろいろな落とし穴があります。
- オートチャージは、Apple PayではなくSuicaアプリなので対象外
- モバイルSuicaへのチャージは、Apple PayとSuicaアプリの両方からできるが、Suicaアプリは対象外
- VISAブランドのVIEWカードは、Suica関連支払い、つまりチャージに使えない
ぼくのVIEWカードは、最強カードの一つと目されるビックカメラSuicaカードです。ところがこのブランドがVISAなんですね。つまり、Apple Pay経由でのSuicaチャージができません。この複雑さがいろいろ面倒を引き起こします。
ビックカメラSuicaはVISAかJCBしか選ぶことができません。ならばわざわざ利用制限が多いJCBを選ぶこともあるまいと思いVISAを選んだのですが、Apple Pay絡みではVISAは明らかに劣勢です。VISAは非対応なのです。ただし、VISAのビックカメラSuicaであっても、QuickPayとしては利用可能なので、困るのはSuicaチャージをApple Payから行いたいときくらいなのですが。
ただし3.5%はかなり美味しいので、ここは頑張ってクリアすることにします。ビックカメラSuicaカードのVISAからJCBへの切り替えです。ちょっと調べると、この切り替えニーズはそこそこあるようで、まずは新規にJCBを申し込み、届いたらVISAを退会するという流れになります。
新規にJCBを申し込むことで、最大6000円分のJREポイントがもらえるキャンペーンも行っているので、2倍美味しいですね。