FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

FTSE100 CFD 12月はインカム赤字見込み

投資しているポジションをいつクローズするかは、本当に難しい問題です。長期投資のロジックは、短期的(10年くらい)に増減があったとしても、長期的には投資資産は増加していくものだから、売ることなく持ち続けましょう、というものです。

 

ただしこれには条件があって、短期的に減ったときに絶対にゼロにはなってはいけません。いったんゼロになって退場してしまったら、そこから増えることはないからです。個別株投資に比べてインデックス投資が優れている点のひとつは、会社が倒産してゼロになるということが、まず起こり得ないことです。

 

ところが、FTSE100 CFDのようにレバレッジをかけている投資は、大きく値が下がると、簡単にロスカットされゼロになってしまいます。ぼくがポジションを持っているFTSE100のCFDは、レバレッジ8倍とかなりアグレッシブなポジションを取っています。

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どうやってロスカットを避けるか

米国に端を発した株の下落ですが、ブレグジットを控えるイギリスではこれからが本番です。いまのところFTSE100は大崩はしていませんが、上昇基調からは遠ざかっています。

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ロスカットを避ける対応方法は2つです。一つは多少下がってもロスカットされないように十分証拠金を積んでおくというもの。もう一つは、そろそろヤバいかと思ったら逃げ出すというものです。

 

証拠金を積み増してロスカットを避ける方法は、言ってみれば英国へのインデックス投資になります。長期の成長にコミットしようと。ただし、レバレッジをかける分の金利コストがかかってきます。そして、金利分ゼロだったものが、ほぼ1年前から金利がかかるようになりました。結果、配当分の利益が侵食されつつあります。

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現在の、配当 − 金利 の利益状況は?

金利相当額はわずかながら上昇基調に感じられます。11月に入ってからは1日あたり34円/枚もの金利相当額となっており、厳しくなってきました。マネースクウェアが、くりっく365でのFTSE100 CFDの配当および金利の実績と、予想値を掲載しています。

www.m2j.co.jp

こちらをグラフにしたものが下記になります。

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いやこれは危険です。12月はどうやら配当を金利が上回り、損失になりそうです。さらに株価も軟調でキャピタルゲインも期待薄です。そうなると、このポジションを解消することも視野に入れなくてはなりません。

 

そしてFTSE100の配当金権利付日はだいたい毎週水曜なので、ちょうど昨日となります。権利確定のタイミングは、確定日のポジションがロールオーバーされるタイミングなので、今日木曜日の朝5時までポジションを保持しておけば配当金相当額がもらえます。

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年末が近づき、ポジション整理の意味でもいいタイミングなので、いったんFTSE100 CFDポジションをクローズしたいと思います。

↓クローズしました。

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