FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

maneoの案件利回りが低いとき、高利回り案件を待ったほうがいいのか?

ソーシャルレンディングのmaneoを使っています。銀行などの代わりに個人が集まって事業者に融資をする仕組みです。年利換算で5〜10%くらいの固定リターンが出るのが特徴です。

kuzyo.hatenablog.com

このmaneo、サイトを見に行って現在どんな案件があるかをチェックして投資をするのですが、案件によって利回りが違います。タイニングによっては、9%とか10%などの高利回りの案件が並んでいるのですが、ダメなときは全部5%程度だったりします。

 

すると気になるのは、「5%でも投資してしまったほうがいいのか、9%とかの案件が出てくるまで投資を待って、現金を寝かせておいたほうがいいのか?」です。 maneoはいったん投資してしまうとキャンセルしてお金を取り戻すことはできないので、どれに投資するかは重要です。

 

そこで、「良い案件が出るのを待つのは、何日までならお得なのか?」を計算してみました。数式は、 

days = 365 ✕ (現案件利回り)÷(目標案件利回り)

 となります。この「days」が大きいほど、待っていたほうがお得となります。

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グラフがちょっとわかりにくいのですが、現在出ている案件が3%なら青い線、5%なら黄色い線を見ます。目標とする利回り案件が横軸です。例えば、現在5%案件ばかりが並んでいて、7%案件を待つなら、105日までは待っていたほうがお得という計算です。

 

感覚的に、7%案件を狙うあたりがソーシャルレンディングらしくていいのではないでしょうか? 現在6%案件が並んでいたとしても、50日は待ってみることができます。5%案件ばかりなら、100日、つまり3ヶ月くらいは良いものが出てこないか見ていても大丈夫です。

 

ただし、高利回り案件なら無条件に良いというわけではないのは注意が必要です。一般に高利回りなほどリスキーな案件になるわけですが、maneoでも土地担保がなかったり返済期間が妙に長かったり、海外投資というこれまたリスクが高そうなものだったりするからです。

 

ぼくの場合、maneoに書いてある情報から案件のリスクを正確に測るのは難しいと割り切っていて、できるだけ数多くの案件に分散投資することを目指しています。仮にデフォルト(返済できなくなる)してもダメージが少ないよう、案件あたり3〜5万円くらいの投資とすることで、リスクを減らす作戦です。100件投資すれば、そのうち1件がデフォルトしても、利回りが1%下がるだけですので。