FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

セミリタイアを決めて会社との向き合い方が変わった

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このブログを書き始めたのと前後して、セミリタイアの意思を固めました。会社を退職したわけではないのですが、評価を上げようとか出世しようという意識をなくしました。すると、毎日がけっこう変わるんですね。

 

まず、有給休暇を取ることに躊躇がなくなりました。最優先は家族です。まとまった休みもOK、(会社にとって)重要な会議があっても、自分がいないとまずい場合以外は躊躇せず休みます。これまで、自分がいないと事業上まずいと思っていたことでも、意外と部下に権限委譲してしまえば大丈夫なものです。

 

そして、周囲の評価が気にならなくなりました。業績を上げているかどうか、人より働いているか。上司も部下も同僚も、そういうところをよくチェックしているものです。これが村社会的な牽制機能になっていたことがよくわかりました。別にさぼるとか仕事をしないわけではないのですが、自分の職責として必要なこと以外は断るようになりました。

 

会社の飲み会は、もちろんお断りです。会社費用負担のパーティや、取引先が開くパーティーなども、基本的に出席しません。集まる人がよくて、ぜひ出席したいと思うときは行きますが、義務的な飲み会は出席しないようになりました。結婚式も同様です。本当に自分がお祝いしたいと思う人以外は、やめておきます。葬式だけは、まだ迷うところがありますが、間もなくしたら自分がお世話になった人以外の葬式に、義理で出るのは辞めようと思っています。

 

今後、雑務もできるだけ受けないようにします。そもそも、会社勤めをやめるくらいのつもりでセミリタイアしますので、自分のやりたいことと会社に貢献できることが一致する領域だけに絞って働きたいと思っています。「それだけでは給料に見合う貢献にならない」ということであれば、給料のほうが調整されるでしょう。もし給料が下がりすぎて「この金額では働く内容に見合わない」となれば、転職やフリーランス化も視野です。

 

もともと、協調性があるほうではないので、がんばってコミュニケーションをとってきたのですが、それを基本的にやめてしまうと本当に気楽ですね。何より、自分の時間の使い方を自分で決められることが重要だと実感します。