普通預金代わりに使えて年利2〜3%出るのが、異業者を使ったFXアービトラージ(アーブ)です。スワップポイント差が大きく出ている米ドルでポジションを作ってみました。最初のポジションを立てたのが5月18日で、ほぼ1ヶ月経ちましたので、月間状況をまとめます。
↓前回
1ドル110.9734円で最初のポジションを立ててから約1ヶ月で円高にいったん振れ、現在は109.963円という状況です。結果、約1円の円高となりました。
DMM FXでは評価益が201,400円。スワップポイントは-25,600円です。証拠金比率は2どの調整を経て218%と200%を維持しています。
くりっく365のほうは、評価損が-205,000円、スワップポイントは48,700円です。証拠金比率は197.72%とまぁ安全域です。
6月頭にFX業者のスプレッドから生まれる合算損益の損を、スワップポイント計が上回り、黒字化しました。その後、順調にスワップ差が積み上がり、合計で19,500円の利益となっています。
入金したのは計360万円ですので、年換算すると約6%の利回り(税引前)で推移中となります。最初はスプレッド分のロスがありますので、ここからさらに利回りは上昇する見込みです。
米ドルのスワップポイントは、DMM FXが−31円から直近では-41円に拡大。くりっく365では当初68円だったものが76円前後まで上昇しました。差し引きは、35円程度と安定しています。
360万円の投資額に対して、月間約2万円の収益というのは、リスクの小さい投資法としては悪くないのではないかと考えています。また、FXという規模の大きな市場なので、3600万円まで投資額を増やせば同様に月間20万円となりますし、1億円まで増やせば月間60万円(税引き前ですが)と生活できるレベルまで持っていくことも可能です。
●これまでの流れ