FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

Bread(BreadWallet)がBitcoin CashとEthereumに対応していた

Bread(旧称BreadWallet)といえば、iPhone/Androidで使えるBitcoinのウォレットの草分けです。スマホで使うウォレットとしては一番のおすすめです。ぼくも初期からBreadを利用してきました。昨日、ふとBreadを開いたら、Bitcoinだけでなく、Bitcoin CashとEthereumのウォレット機能が追加されていました。

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Breadは今後のロードマップも公開しており、このあとEthereum上のトークン、ERC20のウォレット機能も実装する予定です。またBRDというERC20トークンを独自に発行しており、今後は分散型取引所の設置などを予定しています。また、トークン保有者は今後有料で提供する予定の機能(仮想通貨のポートフォリオ管理機能など)を無料で使えるなどの特典が考えられているそうです。

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Uberが車両を持たない最大の輸送企業であり、Airbnbがビルを所有しない最大のホテル企業であるのと同じ方法で、Breadはユーザーの資産を一切管理しない最大の金融機関になろうとしています。

BRDのホワイトペーパーより

 

仮想通貨のウォレットは、いくつかの種類がありますが、秘密鍵を自分で管理できるものとできないもの、インターネットにつながっているものといないものに大別されます。

  ネット接続 ネット非接続
秘密鍵管理 デスクトップウォレット、モバイルウォレット ハードウェアウォレット、ペーパーウォレット
秘密鍵預け Webウォレット、取引所  

 

Breadはモバイルウォレットに分類され、自分で秘密鍵を管理できるタイプです。秘密鍵は、復元フレーズとして日本語の複数の単語で表示されます。この復元フレーズを入力すれば、Breadを入れたスマホを紛失しても仮想通貨を復活させることができます。逆にいうと、復元フレーズ(秘密鍵)が漏れると自由にアカウントにアクセスできてしまうので注意が必要です。

 

Breadはスマホなのでネット接続されていますが、WindowsやMacOSに比べるとスマホのほうがマルウェアが少なく、比較的安全だと言われています。また、オフライン状態(機内モード)にすることでネットから切り離して安全に仮想通貨を保管することもできます。

 

なにより、普段持ち歩くスマホなので、支払いなどに簡単に使えるのがいいですね。デザインもリニューアルされてかっこよくなったBreadは、現在ぼくの決済用のメインウォレットです。

 

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