FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

ギャンブルではなくコツコツ型の投資

僕が、投資についてどんなふうに考えているかをまとめてみます。

 

 投資というと、「○倍になった」「100万稼いだ」みたいな話が煽り文句のように出てくる場合がありますが、僕はこれはギャンブルだと思っています。もちろん、場合によっては10倍とかになることもありますが、基本的には年利回りで最大10%くらいを狙います。

 

そもそも、○倍とか100万、というような話には、2つのトリックがあります。

 

まず、2倍とか10倍を実現するのは難しくはありません。商品を選んでレバレッジをかければ、「勝ったときに」10倍になるような投資はいろいろあります。例えば仮想通貨のFXとか。ところが、常に勝てるわけではない、というか勝つほうが珍しいというのがポイントです。

 

もちろん、読みが素晴らしくて勝ち続ける人もいるでしょうし、たまたま勝つ場合もあるでしょう。でも、平均的に見れば、それはレアケースです。

 

そもそも投資を職業としてやっている人でも、投資の神様と呼ばれるような人でも、2倍を継続的にできる人なんていません。バフェットだって20%です。自分なら、バフェットにもできない2倍が実現できると考えるのは自己過信でしょう。

 

2倍、10倍を狙うのであれば、自分で事業をするほうが現実的だろうと思います。

 

もう一つの、100万円稼いだ、も実は簡単です。元手が10億円あれば、0.1%しか利息がつかない日本の定期預金でも100万円稼ぐことができてしまいます。気にするべきは利回りであり、絶対額は重要ではないということです。

 

そして一般的には、個人の投資レベルならば資産が多いほうが投資利回りは有利になります。不動産投資で考えてみると分かりやすいです。1000万の物件を買える人は多いですが、1億円になると属性がよく数千万の自己資金を入れられる人に限定されてきます。これが、2億、3億となると競争相手が更に減って買い手の有利性が増します。ちなみに港区で一棟を買おうとすると数億円が最低レベルです。ここまでくると、REITなどの投資法人が購入の主体で、個人で買えるのはほんの一握りになります。

 

そんなわけで、絶対額ではなく利回りを基準に、10%位をターゲットに考える。それが、僕の投資の基準になります。

 

 

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