FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

九条です。資産からの不労所得で経済的独立を手に入れ、自由な生き方を実現するセミリタイア、FIREを実現しました。米国株、優待クロス、クリプト、太陽光、オプションなどなどを行うインデックス投資家で、リバタリアン。ロジックとエビデンスを大事に、確率と不確実性を愛しています。

取締役は取り締まれるようになるのか?

先日、ダイヤモンド・オンラインの対談で「大塚家具の騒動は単なる親子対立だったのか?! 日本においていまだ微妙な取締役会の役割と位置づけ」という記事が載っていました。 diamond.jp 要は、日本では(外国でも?)取締役は本来の意味で機能していない、…

GDPから逆算する1億円で富裕層の定義

「富裕層の定義が資産1億円以上であるという話の経済学的根拠」という記事を見つけました。よく、1億円が富裕層の定義とされますが、なぜ1億円なのかというのを噛み砕いて解説したものです。 日本のGDPは約500兆円ですが、GDPの三面等価の原則から分配面を見…

人生のレールを敷くのは誰か

「レールに乗った人生」という言葉は、世界共通なのでしょう。それは過去の成功者たちがたどってきたベストプラクティスであり、そのレールの先にある終着点は、人生の成功者だと思われています。 でもレールの分岐をうまく切り替えて、より遠くの終着点まで…

まさかの!ゆうちょ法人口座開設できず:資産管理法人を作る

資産管理法人の設立が完了したら、次に行うのは銀行法人口座の開設です。何しろ、クレジットカードを作るにも、いろいろなサービスを申し込むにも、もちろん融資を受けるにも、法人口座がないと始まりません。 いくつかの銀行などを検討した結果、まずゆうち…

元日経記者に一般投資家の典型を見た

前回の「元日経記者でもインデックスには負ける」の続編です。前回は、元日経記者の投資リターンは、実はインデックスを下回っていたということを計算してみました。つまり、いろいろ策を弄した結果、放ったらかしよりも収益が悪化したということです。 では…

2018年7月のアセットアロケーション

恒例のアセットアロケーション報告です。もろもろ差し引きあって、先月から総資産は3%増加しました。 アセットアロケーションとしては、現金比率が約2倍となり、米ドル含め7%が現金です。FXアーブで運用している分を流動性資産とみなすと、流動性資産で10…

法人用050電話番号を無料で取得:資産管理法人を作る

資産管理法人を作るときには、連絡先の電話番号を登録する必要があります。税務署向けもそうですし、銀行口座作成時にも必要ですね。融資を受けるときにも必要です。ベストなのは、普通の固定電話の番号、東京であれば「03」がいいのでしょうが、それはけっ…

元日経記者でもインデックスには負ける

元日経記者が株投資をやってみたという記事が、誤解ポイント満載でした。こちら、1964年に日経新聞に入社し、ロンドン支局長や日経ビジネス編集長、論説副主幹を歴任し、その後大学教授も勤めたという日経エリートです。そんな方でも、株式投資に対してこの…

貧乏くさいのはどっちなのか

「けっして貧乏ではないのに「貧乏くさい」という話」というエントリーが、42/54に載っていました。ふーむ、なるほど確かに、と思いつつも、これは貧乏くさいというよりルールハックだよね、と思ったわけです。 42-54.jp 「ルールハック」というのは僕がさっ…

太陽光発電投資 案件チェックその1 茨城

太陽光発電への投資のために、案件をチェックしてきました。こちらは茨城県の物件で、910平方メートルの土地です。売電単価18円で、82kwh/年の予測発電量となっています。 販売予定地は、写真のようにある程度伐採されていました。下も平らで、大きく整地す…

Facebook株急落 -20%

昨日の決算内容が悪かったことを受けて、Facebook株が急落しています。時間外取引で217ドルから166ドルへと25%近くも落ち込みました。 一夜にして失った時価総額は1230億ドルだそうで、これはbitcoinの全時価総額に相当します。Twitterの時価総額は330億ドル…

出張旅費規程を作成してみる:資産管理法人を作る

自分がサラリーマンをしているとき「出張旅費規程」なるものを見たことがありました。なんか面倒なものを決めて申請書まで書かせるんだなぁと思っていたのですが、自分で会社を作ってみると、その意味が分かりました。 出張旅費規程のメリット 出張旅費規程…

投資は銘柄選びではないという思想

ぼくが投資を初めてから、どんな考え方で実行してきたかということをまとめておきます。一言でいうと「投資は銘柄選びではない」です。 一昔前までは、投資、特に株式投資はギャンブルと同義な感じで、「10倍になる◯◯株の選び方」とか「資産1億円を稼いだ投…

書評:『ファイナンス理論全史』

『ファイナンス理論全史』を読みました。「ランダムウォーク理論」から始まり、「モダンポートフォリオ理論」「CAPM」「効率的市場仮説」と続き、「VaR」そして「行動経済学」まで280ページで簡潔に網羅する良書でした。 ファイナンス理論全史――儲けの法則と…

ドルコスト平均法のデメリット

投資手法の有名なものの1つに、「ドルコスト平均法」があります。これは同じ対象を定期的に一定額買い付けることで、平均の買い付けコストを低減する効果があるというものです。 この背景には、「買うなら安いときに買いたい。しかし、今が一番安いとは限ら…